平泉ってどこにあるの?
平泉町は岩手県南部、北上川の流れる自然豊かな町です。かつて奥州藤原氏の都として栄え、当時は政治・文化の中心地として多くの人が集まりました。現在も歴史的な建物や庭園が残り、落ち着いた町並みと四季折々の風景が調和しています。世界遺産への追加登録を目指す名所もあり、歴史と自然の魅力が感じられる場所です。
DATA
- 面積:63.39 km²
- 人口:約6,939人(2023年4月1日現在)
- 町の鳥:ウグイス
むかし、この地にあった
“理想のまち”
平泉は12世紀、奥州藤原氏によって築かれた都です。戦争がつづき、荒れた東北に平和な理想郷をつくろうと整備が進められました。中尊寺や毛越寺など、仏教の教えにもとづいた寺院や庭園が整えられ、「浄土」を地上に表そうとしているところが特徴です。政治・文化・経済の中心として栄え、当時は京都にも劣らぬ華やかさを誇りました。
平泉で、
なにを感じられるだろう?
ふだんのくらしとはちがう、静けさや空気、景色。自然の中にあるものや、人びとの思いに目をむけてみると、過去とつながるような、ふしぎな体験ができるかもしれません。
